卒業後の将来に傷をつけないために

頭を抱えて困っている男性クレジットカードを利用すれば、その使用履歴や返済履歴などは、様々な金融機関が入会している「信用情報機関」にデータとして蓄積されていきます。

クレジットカードを利用して商品を購入したり、キャッシングをした場合、返済期日までに支払いをしなければなりませんが、通常2~3ヶ月返済が滞ってしまうと、「延滞」として、信用情報機関に記録されることになります。そして、延滞が続くと、クレジットカード会社から強制解約されてしまうこともあります。

こうした情報は、普段利用しているクレジットカード会社だけでなく、この機関に入会しているあらゆる金融機関で閲覧可能となります。
これは、学生専用クレジットカードでも同様です。

学生であっても、延滞などの返済トラブルがあった場合はもちろんのこと、多重債務やカード破産のケースもこの信用情報機関でデータ化され、最長5年は記録として残ります。

返済トラブルを起こしたのがA社なので、新たにB社で新規のクレジットカードを作りたいと思っても、B社も、 A社との間の返済トラブルを信用情報機関によって閲覧できるので、審査が通らないという事態になります。

返済トラブルの引き起こす問題は、新規のクレジットカードを作れないだけに留まりません。

この信用情報機関に集められる情報は個人情報なので、この機関に入会している金融機関しか閲覧することはできません。ですので、通常はこの個人情報が表に出ることはなく、原則として金融取引の際にしか使用しない情報なので就職にも影響は出ることはありません。

が、あなたがもし、銀行などの金融機関に就職したいと思っているなら、諦めなくてはならないでしょう。上に述べたように、金融機関では、就職希望の学生のクレジットカード履歴を調べることができるからです。お金に対して”だらしない”計画性のない人間を金融機関が雇う筈がありません。

また、通常は、表に漏れることのない個人のクレジットカードの情報ですが、何かの拍子にバレて、金融機関以外の就職先であったのに、内定を取り消されたというケースも実際にあるのです。

学生の間に安易にクレジットカードを使ってしまったがために、その後の人生が狂うことにもなりかねませんので、クレジットカードを使う際はくれぐれも慎重に、特にキャッシングには十二分な注意を払いましょう。

クレジットカードを賢く活用して学生生活を謳歌しよう

笑顔の大学生まだ就職していない学生でもクレジットカードが持てることをご存知でしょうか?
学生がクレジットカードを持つには、以下のような諸条件があります。

(1)高校卒業後、大学や専門学校に通う20歳以上の学生で、親の同意書を得ること。この条件が揃えば、一般的なクレジットカードを持つことができます。
(2)親がクレジットカードを持っている場合。親の持つカードを「親カード」として、「子(家族)カード」を持つことができます。
(3)高校卒業後、大学や専門学校に通う学生。親の同意書無しで、「学生専用クレジットカード」を持つことができます。

(1)と(2)の場合は、親の同意が必要になりますが、(3)は、親の同意無しで、自分のクレジットカードを持つことが可能です。

クレジットカードが1枚あれば、多額の現金を持ち歩かずに済んだり、ショッピングに利用するとポイントサービスが付くなど、様々な利点があります。また、海外旅行に行く場合にも役立ちます。

学生専用のクレジットカードを作りたいときの手順ですが、主に、インターネット上でのオンライン申し込み、銀行などの金融機関に置かれている申し込み書で行う郵送申し込み、店頭で直接行う店頭申し込みの、3パターンがあります。オンライン申し込みや店頭申し込みでは、ポイントサービスやキャンペーンなどの特典があることが多いのでお得です。特に、学生なら、初めてクレジットカードを作る場合がほとんどでしょうから、店頭で直接説明を聞ける店頭申し込みがベストでしょう。

ちなみに、学生専用クレジットカードのキャッシング枠は、借り入れ総額を「年収の3分の1まで」と規定した平成22年6月18日の法改正により、各クレジットカード会社で0~5万円と低く設定されています。

学生専用クレジットカードは、社会人になってから一般的なクレジットカードを持つようになるまでの勉強として、お金の使い方を学ぶつもりで、謙虚に慎重に活用してほしいものです。賢く使えば、充実した学生生活に大いに役立てることができるでしょう。